2010年06月11日

素直になれなくて

今更だけど、

ブザービートで見事、
「月9」の王道を復興させた
中野Pは、北川悦吏子さんで

現代版「あすなろ白書」

を、やろうとしているのかもしれない。

「スナナレ会」というワードの語感が
いつもどこかに引っかかっていて、

今週放送回を観ながら、
これって「あすなろ会」だ!
と、ガッテンしました。

石田ひかりが上野樹里で
筒井道隆が瑛太、
ジェジュンがキムタク

とキャストを照らし合わせてみると、
ますます…納得。

つねに新しいことが求められるテレビの中で
テレビが今以上に輝きを放っていた
90年代の財産に敬意を表し、
あえて、そこで戦う中野利幸プロデューサー、

格好いいです。

それにしても、ラストフレンズといい、
LGBTへの関心がハンパねぇ。
もしかして…。

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2010年04月13日

わが家の歴史

「わが家の歴史」

フジテレビが開局50周年記念のフィナーレとして、
満を持して制作した特大ドラマ。

テレビ全体の視聴率がジリジリと下がり続け、
テレビをまったく観ない人が増え続けている、今、
テレビの中には、なりふり構わず、
必死に客をとりにいく番組があふれかえっている。

そんな厳しい状況でも、フジテレビは誇りを忘れていない。

「テレビで面白いことをやらせたら、俺たちが日本一だ」という
映像エンターテイメント最強集団としてのプライドがあるのだと思う。

このドラマも、そのプライドをまじまじと見せつけられた。

3夜連続、放送時間8時間という超ビックバジェット、
テレビの半世紀という歴史を背負って
絶対に負けることが許されない大一番、

そこでフジテレビが選んだのは、
「無名の一家族の歴史」だった。


   ここに歴史を動かした人間はひとりもいない。
   後世に名を残すこともない人々である。
   しかし、彼らはこの時代を確実に生きた。
   彼らには、人に誇れるそれぞれの歴史がある。
   つまり、これが戦後の日本を生き抜いた、
   「わが家の歴史」である。
                         (劇中ナレーションより抜粋)


あえて、このテーマを選択し、
極上のエンターテイメントと昇華した
フジテレビと三谷幸喜さんの勇気を讃えたい。

「どこにでもある日常こそが、
 一人ひとりにとっての、かけがえのないドラマなのだ」
と言い切ることは難しい。
今の時代は、なおさらそうなのかもしれない。

でも、だからこそ、
皆が忘れかけている、ごく当たり前のことを
喜怒哀楽を織り交ぜ、きちんと形にし、
わかりやすく提示することは
とても意義のあることだと思う。

フジテレビと三谷さんは、
それがテレビの仕事であり、
今やるべきことだと信じて
最大限の力でやりきった。

その潔さがこのドラマ最大の勝因であり、
強く心を打たれる理由なのだと思う。

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2009年10月30日

DON'T WORRY BE HAPPY

瀬名が住むアパートの屋上には
そんなキャッチコピーを掲げた看板がある。


   ねぇ、こういう風に考えるのダメかな?

   なが~い、お休み。

   いつも走る必要ないと思うんだよね。

   あるじゃん?
   何やってもうまくいかない時、何やってもダメな時

   そういう時は、何て言うのかな…
   言い方変だけど

   神様がくれたお休みだと思ってさ

   無理に走らない。焦らない。
   頑張らない。
   自然に身をゆだねる。

   そしたら、よくなる。
   たぶん…

                   「ロングバケーション」 北川悦吏子 脚本・1996年




夕方に再放送されているらしく、

我が家の賢い録画機は、

「これでも観て、あの頃思い出してさ、元気だしてよ」

と言わんばかりにストックしてくれる。
そんな愛機の優しさに、
毎晩眠い目をこすりながら酔いしれる、ここ数日。

それにしても、
白い巨塔、古畑、ロンバケの3本立てって
贅沢すぎるよ、CX。
偶然とは思えないこの並び、
年末に向けて全日底上げって、感じだろうか。

96年当時は、テレビから、
というか俗世間から隔離されていて
リアルタイムで観れなかったけど、
実家でVHSに録りためてもらって
夏休み帰省したときに一気に見た記憶がある。

いま思い返すと、
周りにそんな事しとる奴ほとんどいなかったから
テレビへの執念は、あの頃から人一倍だったようだ。

平均視聴率29.6%
最高視聴率36.7%(最終回)

80年代から90年代にかけて、テレビドラマの主流が
ホームドラマから「トレンディドラマ」へ、
同時に主導権がTBSからフジテレビへと移っていく。

その象徴であり、
トレンディドラマの頂点を極めた作品が
この「ロングバケーション」なのだと、

今になって、もう一度観直すことで
そう言い切れる。

いい感じに古びたオシャレなアパート、
リビングに置かれたピアノ、
缶ビールを片手に屋上から眺める夜景、
刺激的な人間たちとの出会い、
人生観が変わってしまうような大恋愛、

「東京って、やっぱ、すげぇ所なんだ…」

田舎育ちの高校生からみれば、
都会暮らしの夢が
これでもか、ってくらいに詰め込まれたドラマだった。

そんな夢の東京暮らしが、
10年も経たないうちに現実となって
今も、その幻想から逃れられない。

何だか悲しいのはもちろんだけど、
それよりも、

青春時代に出会ったテレビドラマが
10年以上経った今もなお、
強く心に焼きついている

という事実の方が
はるかに衝撃的で、今の私を苦しめる。

朽ち果ててしまった自分に、
新しい何かを与えてくれる、

そんなドラマを、またテレビの中に探している。

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2009年05月13日

金曜ドラマ「スマイル」

「これは、壮絶な生き様を見せた男の、
 愛と正義の物語だ」

悲しい物語に触れ
涙するとき

自分が弱い人間になれてよかった
と、心の底から思う。

あの頃のボクだったら
人の弱さをただ嘲笑ったり、
蔑んだりするだけだっただろうから。

そうやって今の自分を
慰めてるだけなのかもしれないけれど。

金曜ドラマ「スマイル」

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2009年05月05日

婚カツ!

クレジットで脚本協力に出てくる

「馬場康夫」

て、どっかで観たことあるなぁと思ってたら
かの、ホイチョイの馬場康夫さんだ。

なるほど、このトーン
ガッテン×3です。

「マネーの拳」が頓挫したとか、
色々あったみたいで、
困ったときの「ホイチョイ」投入でしょうか。
バタバタ臭がプンプンします。

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2009年04月21日

東京からの卒業 「北の国から」より

蛍、そういう必要はないよ。
決めたんだから、お前は行くべきだ。

蛍、オレがこんなこと言い出すと
妙に聞こえるかもしれないけどな。

でも、オレは男だから
オヤジの気持ちが
前より少しはわかると思うんだ。


オヤジは、すっぱり割り切ってるよ、もう。


お前が今さら札幌行きをやめて
富良野に残るって、そんなこと言ったって

傷付くだけだよ
たぶん、オヤジは。


男ってのはさ
ようやくオレ最近わかりかけてきたんだけど


同情されたって
傷付くだけなんだよな。


誇りっていうか、見栄っていうか
男には必ずそういうもんがあってさ。

大の男に何でそんなもんが、って
ずっと長いこと思ってきたけど

それはそうじゃなくて

男である以上
ずっと一生続くんだと思うんだ。

しかも、それはさ
結構、男にとっては、なんて言うか

かけがえのない、大事なもんでさ。


何も言わずに、札幌に行けよ。


あとはオレ、オヤジにうまく話すよ。

オレにまかせろよ。


今度は、お前の番だもんな。


実を言うとな
オレ決めたんだ、

富良野に帰ることに。


ずっとそのこと考えてたんだけど
さっき頭領の言ったこと聞いてて

オレやっとその気になった。

今まではっきりしなかった目的が
目的っていうか、かけられるもんが

漠然とだけどな、
見えてきた気がするんだ。


東京は、
東京はオレ、もう未練ないんだ。


東京は、
もうオレ、卒業したんだ。


オヤジのことはオレにまかせろ。
うまく話すよ、傷付けないように。

(「北の国から '92巣立ち」より)

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あいつはすごい 「北の国から」より

それは違うな。

それは違うよ。

これは運じゃねえ。
犬のおかげでもねえ。


これは、アイツが自分で生きたんだ。


これを見ろ。

見てみろ、ここ。

アイツは、下半身の動かん身体で
たぶん、そっからシートを引っ張り
屋根作って、雪から身を守り
火を焚こうとして、

見ろ、このスコップ。

地べたが濡れとるから
だぶん、この上で。

スコップの杖、削ってあるだろ。
削って、おまけに燃やそうとまでしとる。


アイツは、自分で生きたんだ。


お前ら若いもんに、この真似が出来るか。

お前らだったら、すぐ諦めとる。
諦めて、とっくに死んどる。


アイツは、すごい。


たったひとりで…


オラ、涙が出る。

本当に、涙が出る。

(「北の国から '92巣立ち」より)

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やるなら今しかねえ 「北の国から」より

傷ついていた。

父さんがボクを叱らなかったからだ。

父さんはあいかわらず
貧しい父さんで

服装からも、それは分かり
それが、どうやってお金をつくったのか
初めて飛行機で
息子のために飛んできてくれ

息子のために頭をこすりつけ
息子のために屈辱に耐え


父さん、

ボクを叱ってください。


お願いだから、話をそらさないで。


五郎「この歌…」

純 「はい、何ですか?」
五郎「なんて言う歌だ?」

純 「長渕剛の、西新宿の親父の唄っていうんです」

五郎「へえ…、いい歌だ」

(「北の国から '92巣立ち」より)

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僕は不純です。 「北の国から」より

そうして、結局、ボクはその午後
健さんの目の前で、大人の壁を越えた。

「初めてだったのか…オレもだよ」

そうして、それからボクらは
ちょくちょくビデオ鑑賞会を開くことになったんだ。

夏が終わり、街路樹が黄色くなりかけても
二人の会は毎週続いた。

二人とも、その会に夢中になっていた。

だからと言ってボクは
タマコを愛していたかと聞かれると、困る。


優しい気持ちはもちろんあったが
もしかしたらボクは、愛してなかった。

れいちゃんのようには、愛していなかった。


愛していないのに、会うことは望んだ。


ボクは不純だった。

どうしょうもなく、
ボクは不純だった。


父さん、
ボクは不純です。


ボクは汚れてしまいました。


東京に出て来て4年7ヶ月、
ボクはこういう不純なことを
平気で出来るほど汚れてしまっており


草太兄ちゃん、お元気ですか?

結婚式の通知、受け取りました。
残念ながら、ボクは行けません。

八幡丘で式を挙げるんだそうですね。

どんな式をやるのか、ボクはこっちで
東京で、ひとりで想像しており…

(「北の国から '92巣立ち」より)

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二人の息子 「北の国から」より

もう一人の息子は、何となく生きていた。

話せるようなことは、何もしてなかった。

あれから一人でアパートを借り
2年間に2回仕事を変え、

やっと、東京にもドキドキしなくなった。

ドキドキすることが少なくなった分
毎日は意味なくダラダラと流れた。

みんなは、ボクのことを「ダル」って呼んだ。
年中だるそうに喋るからだそうだ。


ボクの毎日は、

仕事をして帰る

ただその単調な繰り返しだった。


別に、それ以上面白くなかった。


でも、その単調さを受け入れることが
東京人の資格である気がした。


わずかな楽しみは、れいちゃんとのデートだった。

れいちゃんとは、毎週土曜日の8時
一緒に映画を観ることに決めてた。

一緒に観るったって、映画館でじゃない。

何しろこっちは東京にいるんだし。
向こうは海の向こう、札幌にいるんだ。


つまり、ボクらは札幌と東京で
同じ時間に、同じ映画を観て
いわば感動を共有しあうってわけだ。

でも、新作は難しかった。
貸出中が多いからだ。

だからボクらは人の観ないような
古い名作を選ぶことにしてた。
それだと、たいがい同じものが借りられた。

映画が終わると、食事をしながら
ボクらはくだらないお喋りをする。

オードリー・ヘップバーンは綺麗だったとか
グレゴリー・ペックはアラバマ物語の方がよかったとか
まぁ、そんな風な、どってことない話だ。

でも、そうすると、何となく二人で
デートしてるみたいな気になれたんだ。

れいちゃんはそれで満足みたいだった。

だけど、ボクの方は正直言うと
そのデートにもそろそろ飽きが来てたんだ。

何たって、そばに相手がいないんだし
それに電話代もばかにならないし…

(「北の国から '92巣立ち」より)

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蛍の懺悔 「北の国から」より

富良野には、全然帰ってなかった。

時々、富良野から電話があるから
父さんの声だけはちょくちょく聞いていた。


でも、富良野には帰ってなかった。


帰ってはいなかったけど
富良野は通ってた。

父さんには絶対言えないことだけど
富良野の駅には何度も立っていた。

駅にはいたけど、いつもホームだった。


改札口を、私は出なかった。


旭川から帯広に行くには
どうしても富良野で乗り換えなくちゃならない。
私には帯広に行く目的があった。

帯広には、一昨年から勇ちゃんが住んでた。

勇ちゃんは一昨年、帯広にある帯広畜産大学に入った。
だから私は勉強の合間を縫い
勇ちゃんに会うために帯広に通った。

富良野の駅で乗り換えるときは
いつも緊張し、心が痛んだ。

誰かに会うかもしれなかったし
何より父さんがそこにいるのに
降りない自分が後ろめたかった。


罪の意識に、いつも苛まれた。


それでも私はホームに潜み
あるいは客席の隅に縮こまって

改札口を出ることをしなかった。

そうして列車が富良野盆地を離れ
狩勝峠を越えて十勝に入ると

いつも大きく、ため息をついたんだ。

帯広の街が近づくにつれて
私の罪の意識は薄れた。


それは私の、解放の時だった。

帯広には、私の青春が待ってた。

(「北の国から '92巣立ち」より)

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2009年04月16日

れいちゃんとの再会 「北の国から」より

父さんのことを考えていた。

あの頃、ボクらふたりを連れて
母さんと別れて、富良野に来た父さん。

あの時、父さんは
もう四十過ぎてたはずだ。

あの頃、ボクはまだ幼くて
父さんの気持ちなんて何もわからず

へらへら、だらしない父さんのことを
いつも心で、軽蔑してたわけで。

だけど、


父さん、いま、少しわかるよ。

いま、少し、
父さんがわかり始めてきました。


いままで考えたこともなかったけど
あの頃、父さんが耐えていた苦しみ

父さんの悲しみ
父さんの痛み
父さんの強さ

あの頃の父さんの
男としてのすごさが

初めて、だんだんわかってきたわけで。

父さん、

ボク、いま
初めて父さんを…


それからボクらは駅に向かって
何も話さず、延々と歩いた。

れいちゃんは何も喋ろうとしなかった。

だけど、
れいちゃんの腕から伝わる
微かな体温が、ボクを暖め

ボクに、絶え間なく
喋ってる気がした。

それが、今年の正月の出来事だ。

(「北の国から '89帰郷」より)

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父と息子 「北の国から」より

純 「父さん、ボク、早く言おうと思ってたんだけど
   東京でちょっと事件を起こしたんだ」

五郎「どんな?」

純 「喧嘩して人に怪我させたんだ」


五郎「どうして喧嘩した?」

純 「大事なものを、そいつに取られたから」

五郎「そうか。
   それは人を怪我さすほど
   お前にとって大事なものだったのか?」

純 「あぁ」


五郎「なら、仕方がないじゃないか。
   男は誰だって
   何と言われても戦わなきゃならん時がある」


純 「あぁ。
   父さん、それにボク、まだこれも言ってないけど
   東京で、職を三べんも変えたんだ。
   長続きしなくて、三べんも変えた」

五郎「オレは昔、六ぺん、いや七へん変わった。
   東京にいる間に、七へん変わった。

   これは家系だ、気にするな」

純 「あぁ」


純 「父さん、オレ
   丸太小屋、一緒に作りたいなぁ。

   こっちで職探して、父さん手伝って
   一緒に丸太小屋作っちゃだめかな」


五郎「そりぁ、ダメだ。

   あれは誰にも手伝わせない。
   誰の手も借りずにオレひとりで作るんだ。
   オレひとり暮らすための家だからな。

   だから、とことん楽しんで作る。
   
   暖炉には石を一個ずつ探し、それをじっくり考えて積み上げ
   森に面してベランダを作り
   でっかいリビングと、オレの寝室。

   あ、それと異常なほど、でかい浴室。
   足を伸ばしても伸ばしても届かないほど
   バカでっかい風呂のある浴室作るんだ。
   水は沢から引き、電気は引かない。

   天窓があって、星だけが見える。
   星のない日は、さっさと寝ちまう。

   その家で、オレは少しだけ畑を耕して
   毎日森に行き、山菜やきのこを採り

   あとはお前らの仕送りで食ってく。
   仕送りするな?」

純 「するよ」

五郎「約束したぞ。

   それで、お前らがそれぞれ結婚し
   嫁や亭主や孫を連れて来たら
   仕送りのある奴だけ泊めてやる、そこに。

   それで、めちゃくちゃ口のうるさい
   嫁や亭主に敬遠された
   徹底的な頑固じじいになって…
   
   楽しいな…


   しかし、孫だけは
   孫だけは、可愛がるんだろうな。

   ちっぽけな
   頼りない
   あの頃のお前らとそっくりな
   孫を…」


純 「父さん、起きてる?
   寝ちゃダメだよ」

五郎「寝てるもんか」

(「北の国から '89帰郷」より)

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オレは不良じゃない 「北の国から」より

父さん、

父さんの、泥のついたお札を
こんなに、真剣に
探してくれています。

この子は
仲間からもヤバイと思われている
相当外れた女の子です。

だけど父さん、


この子も、ボクも、
決して不良じゃありません。


世間の目からは、髪が赤かったり
外れて見えるかもしれないけど

それは、あくまで
センスの問題で


父さん、


ボクいま、富良野に帰りたい。


こっちに来て、初めてそう思っています。

父さんに会いたい。
蛍に会いたい。

草太兄ちゃんや、中畑のオジサンや…


それから
山とか、雪とかを見たい。


あの雪の中で
ゆっくり眠りたい。

(「北の国から '89帰郷」より)

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2009年04月15日

泥のついた一万円札 「北の国から」より

大里の家は
みんな出て行っちまったらしいな。

そういう土地だ、ここは。
みんな出てくんだ。

昔、父さんも黙って出てった。

純、


疲れたら、いつでも帰って来い。

息が詰まったら、いつでも帰って来い。

国へ帰ることは、恥ずかしいことじゃない。


お前が帰る部屋は、ずっと空けておく。
布団も、いつでも使えるようにしておく。

風力発電も、ちゃんとしとく。


俺たちのことは心配しないでいい。


中富の定期便が東京行くから
それに乗れるように頼んどいてやる。

卒業式が終わったら、すぐ行け。

雪子おばさん、楽しみに待ってる。

(「北の国から '87初恋」より)

投稿者 mediaholic : 02:29 | コメント (0)

父さんの誕生日 「北の国から」より

純、まぁ落ち着け。

タバコ吸うか?
まだやってねぇのか?
オラ、中3で初めて吸った。


お前の気持ち、オラわかる。

したっけ、オジサンの気持ちもわかるぞ。


男は、見栄で生きてるもんだ。


いくつになったって、男は見栄だ。


お前が、オジサンが困ると思って
相談しなかった気持ちは、わかる。

したっけ、オジサンの一番辛いのは
そういう風に見られてるってことだ。

息子のお前に
労られてるってことだ。


男は誰だって
労られりゃ、傷つく。


それが男だ。
本当の男だ。

そこをよく、考えろ。

霜注意報か。
もう、霜か。

(「北の国から '87初恋」より)

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東京への夢 「北の国から」より

傷ついていた。

父さんに言われたことにじゃない。

怒鳴っても、父さんが怒らないからだ。

最近、父さんはボクに遠慮する。
そのことにボクは
傷ついていたんだ。

(「北の国から '87初恋」より)

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2009年04月13日

閉店間際のラーメン屋で、五郎 「北の国から」より

純、

お前が言ったから
父さんも言おう。

お前、言ったろ、こないだ父さんに。
風力発電がダメなら
どうして水力発電に挑戦しないのか、って。
昔の父さんなら挑戦したはずだ、って。

ドキッとした。

お前に言われて本当に
ドキッとした。

こっち来て4年、父さんいつの間にか
来た当時みたいなパワーなくして
いつのまにか、人に頼ろうとしてた。

お前に言われて
ドキッとしたんだ。

お前の言うとおりだ。
父さんだらけてた。

だらけて本当に、
来た当時みたいな、その気持ち忘れちゃって…


(店員と代金のやりとりがあって、無理に丼をさげられ
 「子どもがまだ食ってる途中でしょうが」につづく)

(「北の国から '84夏」より)

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閉店間際のラーメン屋で、純 「北の国から」より

父さん、
ボク、

努くんのズボン持って来ちゃったのは
あれは確かに正吉くんだけど
あれは間違って持って来ちゃったんで

それに、筏に最初に乗ろうと言ったのは

ボクです。

それと、パソコンの本を最初に持っていこうとしたのは
本当は、ボクです。

ボクが最初に、やろうとしました。

正吉はボクのために手伝っただけです。

ボクがどうしてもパソコンのことを
東京ではみんな知ってるって言われて
そういう時代になるんだって言われて

ボクらだけ、こっちで
おいてかれる気がして

黙って持ってったのは悪いけど

それと、それから
丸太小屋の火事の、あの時のこと。

ボクは責任ないみたいに言ってたけど
本当はボクもあの時
たしかストーブの上の網にシャツをのっけて
急いでたから、放り投げたので
それがおそらくストーブに落っこって
それで、

だから、火事を出したのは
ボクの責任で。

それをボクはずっと言いたくて
でも、どうしても言えなかったのは


ボクが卑怯で、弱虫だったからで。


でも、その度に、あれからずっと
正吉に対して

ボク、ずっと、


ごめんなさい。

(「北の国から '84夏」より)

投稿者 mediaholic : 02:58 | コメント (0)

純と正吉の別れ 「北の国から」より

ショックだった。

正吉が、
明日、いなくなる。

でも、それ以上にショックだったのは
いま父さんが言った一言だった。

「みんな正吉だな。
 悪いのは、みんな正吉だな」

正吉はそれから15分くらいして
黙って入ってきて2階へ上がった。

正吉は少し泣いたみたいだった。
ボクは正吉に何か言おうと思い、

だけど、結局、何も言えず。


翌日はカラリと晴れ上がった。

朝から正吉は何も口をきかず
凄い勢いで部屋を掃除した。

ボクは正吉と何とか話そうと
うろうろチャンスをうかがっていた。
でも正吉は全く物言わず
凄い勢いで片付けを続けており、

それは、見ようによっては
母さんの所に帰れるので
内心嬉しくてたまらないようにも思われ

結局そうやって口を聞けぬまま
出発時間が来てしまったわけで。


正吉「あばよ」
純 「あばよ」

正吉「やっと富良野から逃げ出せるぜ」
純 「やっと富良野が静かになるぜ」

正吉「あの馬鹿によろしくな」
純 「誰だ、あの馬鹿って」
正吉「努の野郎よ。
    アイツ見てたら昔のお前思い出したぜ。
    こっち来た頃のもやしっ子みてぇな、
    弱虫のくせに生意気で、最悪だったよな。
    アイツと本当によく似てたぜ」


純 「じゃあ、いまのオレはどうなんだよ」

正吉「敵いませんよ、頭よくって。
   まぁ、死なないで生きててくださいよ」

純 「オタクも、しっかり生きててくださいよ」


涙が、鼻のずっと奥の方で
コップの水みたく、
ゆらゆら揺れていた。


正吉のおばさんが悲しかった。

正吉が、すごく悲しかった。

父さんが、蛍が、
努くんまで、

全部、悲しかった。

正吉に言われたさっきの一言が
ボクの心に、悲しく残っていた。

「アイツ見てたら思い出したぜ。
 昔の、こっち来た頃のお前を」

(「北の国から '84夏」より)

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丸太小屋の火事 「北の国から」より

どきどきしていた。

すっかり慌てていた。

立って、大声で言い直したかった。

「ボクもやりました。本当はボクなんです。
  本当は正吉より、ボクがやったんです」


だけど、その時結局ボクは
何も言わずに黙っていたわけで、


ショックだった。


正吉が「自分がやった」と言ったこと、

正吉がやったと思いこんでいるなら
それは本当は都合のいいはずで、

でも、正吉は本当にそう思っているのか、

それとも本当は
ボクのやったことを知ってて
ボクをかばうためにそう言ったのか。

だけども、ボクにはそのことについて
正吉に聞いてみる度胸もなくて。


驚いたことに丸太小屋のあとは
村中の人が総出で働き
もうほとんど綺麗になってしまっていた。

それは、この冬の大きな出来事だ。

火事そのものと同じくらいに
ボクの心の、大きな傷になった。

今年の冬の、出来事だったんだ。

(「北の国から '84夏」より)

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2009年04月12日

五郎が遅れた理由(わけ) 「北の国から」より

それは、違うんじゃないですか。

深い事情は、ワシ知らんですよ。
けど、それは違うんじゃないですか。


五郎は早く来たかったんです。
純や蛍や雪ちゃんと一緒に飛んで来たかったんです。
アイツがどうにも来れなかったのは


恥ずかしいがこの、
金なんですよ。

金がどうにもなかった。


あの晩アイツ、ワシの所に金借りに来て
恥ずかしいが家にもなくて、近所の親しい農家起こして
大人1人と子ども2人、千歳までの代と飛行機の切符やっと工面して
で、発たせたです。

翌日、中畑っちゅう、アレの友達がそれ聞いて
びっくりして銀行に走って
でもアイツ、それ受け取るの渋って。


だからね、
アイツ汽車で来たんですよ。

一昼夜かかって汽車で来たんですよ。


飛行機と汽車の値段の違い
わかりますか、あなた。

1万とちょっとでしょ。

けど、その1万とちょっと
ワシら、稼ぐ苦しさ考えちゃうです。

何日、土に這いつくばるかってね。


おかしいですか、私の話。


それとね、これも言えるんですよ。

天災に対してね、諦めちゃうんです。

何しろ自然が厳しいですからね。
諦めちゃうことに慣れちゃってるです。

例えば水害にあったとき
今年の北海道、めちゃめちゃにやられましたよ。
めちゃめちゃにやられて、もうダメだって言うときに

テレビ局来て、マイク差し出されると
ヘラヘラ笑ってるです。

「もうー、ダメだぁー」ちゅうて
ヘラヘラ笑ってるですよ。

諦めちゃうです
神様のしたことにゃ。

そういう習慣が、ワシらにはついとるです。

(「北の国から」第23回)

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笠松杵次の涙 「北の国から」より

馬はもう、いねぇからな。
今朝売ったんだ。

今頃はもう肉になっとるだろう。


五郎、
あの野郎、勘づいたらしい。

今朝早く業者が連れにくるってんで
昨夜、ご馳走食わしてやったんだ。

そしたらあの野郎、察したらしい。

今朝トラックが来て、馬小屋から引き出したら
入り口で急に動かなくなって

オラの肩に、首をこう
幾度も幾度もこすりつけやがった。


見るとな、
涙を流してやがんのよ。

こんな大つぶの、こんな涙をな。


18年間、オラと一緒に
それこそ苦労さして用がなくなって。
オラにいわせりゃ女房みたいなアイツ。

それからふいに、あの野郎
自分から歩いて、ポコポコふみ板踏んで
トラックの荷台の上ににあがってったもんだ。

アイツだけが
オラと苦労をともにした。


アイツがオラに、何言いたかったか。

信じてたオラに、何言いたかったか。


(「北の国から」第15回より)

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2009年04月11日

失恋でトルコ嬢になった、つらら 「北の国から」より

アタシのね、部屋の隣にね
ベランダで南瓜作ってる人がいるの。

鉢に3つばかし南瓜の苗植えてね
毎日毎日、水やってるの。
南瓜なんてね
お金出せばいくらでも買えるのにね。

何で、ああいうことしたくなんでしょうね。
本能かしらね、人間の。


アタシ、思いました。

時々、ふとね
それに比べるととってもダサいのかもしれないけど


農家の暮らしって
本当なのかもしれないって。


特にお金にもなんないのにね。
汗水流して、天気の心配して、地ベタ這い回って。

あの暮らしって、本当はね、
とっても、

素敵なことなんじゃないかなって。


アタシはもう、
あそこには戻りませんけどね。

(「北の国から」第21回より)

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2009年04月09日

拾ってきた自転車 「北の国から」より

思い出していた。

あれは、父さんと母さんが別れる前だ。

その頃、ボクらの仲間のあいだでは
自転車に乗るのが流行りだしていて
ボクはとっても、自転車がとっても欲しかった。

みんなほとんど自転車を持っており
持ってない方が少なかったから
とっても肩身が狭かったんだ。

ボクは母さんに買ってって頼んだ。
「買ってあげる」って母さんは言った。
どうせ買うなら、5段ギアのついた最新型のがボクは欲しかった。

ところが、そんな話を聞いた父さんがある日
ゴミ捨て場に捨ててあった、壊れた自転車を
仕事の帰りに拾って来ちゃったんだ。


純 「イヤだよ、そんなの。ボク…」
五郎「まぁ、見てろよ。ちゃんと使えるようにしてやる」

令子「汚いわ、そんな。誰が使ってたのかわからないもの」
五郎「なに、研けば綺麗になるさ」
純 「イヤだよ、ボク、そんなの」
令子「だいたい、いいの?そんなの持って来ちゃって」
五郎「構わん、構わん。捨ててあったんだ」


結局、父さんは何日もかかって
その自転車を使えるようにしちゃった。

ボクは内心不安だったけど
それでもないよりはマシだから、その自転車を乗り回していた。

もちろん、捨ててあったのを拾ってきたなんて
誰にも言えることじゃなかった。

ところが、


蛍 「お兄ちゃん、大変、いま交番のお巡りさんが来てる」
純 「なんで?」
蛍 「あの自転車のこと」
純 「えぇ?」


警官「事情は大体わかりました。
   しかし、とにかく持ち主からこういう届出があった以上は
   このままにするわけにはいかないから
   自転車は持ち主に返しますからね」
令子「はい、すみません、本当に。もう…」
警官「まぁ、先方も穏便に、って言ってますし
   これ以上、何もないとは思いますが」
令子「本当に申し訳ございません。
   全く恥ずかしいバカな事をしまして…」
警官「まぁ、これからは注意してください。
   ガラクタと言えども所有者はいるんだから」
令子「あの、先方様には家の方からまた、いずれご挨拶を」
警官「ご近所だから、その方が丁寧かもしれませんな。
   それじゃ、どうも」
令子「どうも本当に、お構いもしませんで」


五郎「お巡りさん、俺には…よくわからんすよ…」

警官「何が?」
令子「あなた…」
五郎「だって、これは今はこうやって綺麗になってるけど
   見つかったときは、あそこのゴミの山に雨ざらしになって、もう…」
令子「ちょっと、あなた…」
五郎「錆び付いちゃってて。
   あのゴミの山は大沢さん家の、すぐ前にあるゴミの山だし
   この自転車は、そこにずっともう1ヶ月近くも放ってあったわけで」

令子「あなた、もういいじゃない。もう止めてよ…」

五郎「オレ、毎日見てたんすよ。
   オレが見てんなら、大沢さんだって、そりぁ見てるはずだし。
   あのゴミの山、古い畳とか、テレビとか、大きなゴミを置いとく場所で
   そりゃ、今、『こりゃ捨てたんじゃない、置いてあったんだ』
   って言われたって…」

令子「あの、すいません。ね?もういいじゃない」

警官「だから?」
五郎「だから、ですから、
   捨ててあったもんを何で拾っちゃいかん…」
警官「それじゃ、もし君、これが盗難品だったら、
   盗難品とは思いませんでしたか?
   第一、まだ十分に使える物をですな、
   不思議とも何とも思わないで持って来ちゃうとはこりゃ、
   非常に悪意に解釈すればですよ、泥棒したと…」
五郎「しかし…、しかし…」
警官「何ですか?」
令子「もう、どうもすいません。もうわかったでしょ?」

五郎「しかし、東京では簡単に物を捨ててしまうから。
   十分に使えるのに新しい物が出ると簡単に捨ててしまうから…」
令子「もうお願い、止めてちょうだい」
五郎「流行後れになると、すぐ捨ててしまうから
   それでオレは…」
令子「もう止めてよ!止めてください!どうもすいません。みっともない…」


母さんが必死にそのあと謝って、その事件は何とかそれで治まった。
それから何日かして、母さんはボクに新しい自転車を買ってくれた。

しかもそれは5段のギア付きで
拾ってきた物とは比べものにならず
ボクはやっぱり、母さんの方が父さんよりずっとわかっていると思い…

だから、父さんは田舎っぺだと思い…
だけど…

だけど…

今、ボクには初めて少しだけ
あの時の父さんの気持ちがわかる。

何でも新しく流行を追って、次々に物を買う贅沢な東京。
流行に後れると、まだ使えるのに簡単に捨てちゃう都会の生活。

でも、ボクらが、
この半年北海道でやった生活は
明らかにそれとは違った暮らしで

ボクは何もしなかったけれど
それでもボクは少しだけ変わっており


たとえば、物が何にもなくても
何とか工夫して暮らすんだということ。

そういう父さんを少しわかったこと。

わかるようにボクが変わってきたこと。


母さん、ボク、やっぱり明日
北海道へ帰ります。

父さんと約束したからじゃありません。
裏切ることになるからじゃありません。

なぜだかわからない。
説明できない。

東京の方がいいに決まってる。
母さんのそばにもちろんいたい。
でも、

母さん、ごめんなさい。

ボクは弱い子で、母さんに会ったら
きっとまた、気が変わる。
だから会わないでまっすぐ帰ります。
母さんのことはとっても気がかりです。

だけど、

だけど今は、
北海道に、
ボク、帰ります。

(「北の国から」第14回より)

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2009年03月23日

黒部の太陽

フジテレビ開局50周年記念番組に
テレビの底力を観た。
すごかった、とにかくすごかった。

日本の映像コンテンツ界の
最強は、テレビ局です。
なんだかんだいって。

テレビはもうダメだとか言われてるけど、
やっぱり、テレビです。

そう思わしてくれる番組を作れる
フジテレビは、すごいです。

フジテレビは万能なんじゃないか…
と、過信してしまうほどの出来映えでした。

映画が観てみたいけど
ビデオ化されていないらしい。
残念。

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2008年05月12日

CHANGE

選挙」というドキュメンタリー映画を観たとき、
日本の選挙をテーマにドラマを作ったら面白いのに、
なんでどの局もやらないんだろう…
と思っていた。

理由はおそらく簡単で、
色んな所から、色んな茶々が入って、
「めんどくさい」からだ。
なかでも一番やりずらいのがNHKだろう。

でも、CXはやってくれた。
しかも、キムタクで。

自分の発想や、目の付け所が
まんざら間違ってないことに安心した。

投稿者 mediaholic : 23:50 | コメント (0)

2008年05月10日

ホカベン

新人×弁護士という、使い古された設定ですが
今クールではかなりの、お気に入りです。
トータスさんの主題歌も泣けるし。

がっ、強敵「赤い絨毯」に完敗で
何とも痛々しい数字に。
anego以来、せっかく勢いづいていた水曜ドラマ、
これでまた、衰退か…

まぁ~「赤い絨毯」面白すぎるから。
見やすいし。

投稿者 mediaholic : 02:53 | コメント (0)

2008年04月23日

おせん

驚異の数字を叩き出したヤンクミといい、
ガチガチ硬派のホカベンといい、
このクールは、日テレのドラマが
オモロ~イ!!(まだ流行ってますかね、コレ)

なかでも、イチオシ。
蒼井優さん、とにかく可愛い。

このドラマのテーマは、
もちろん料理とか伝統とかじゃなくって
今、いたる所で叫ばれるhospitalityなんかな…
そういう風に観えて、感心しました。

時代が欲しているモノを、
がっつり掴んで差し出している感じが

たまらなく憎らしい、そんなドラマです。

投稿者 mediaholic : 07:50 | コメント (0)

2008年02月26日

今週の「薔薇のない花屋」より

英治「雫のこと、叩いちゃったんです
    大きな声出して… 最悪です。
    俺は最悪です」

四条「まぁ、そういうこともあるんじゃないのか
    子供のことを思ってしたことだろ。
    まぁ、『愛の鞭』っていうか」

英治「違います。
    理由なんてどうだっていいんです。
    子供を親が叩くなんて、許されません」

四条「そうか。お前はあのショウゴと同じでガキの頃な…」

英治「躾とか、愛の鞭とか、そんなの勝手な言いぐさなんです。
    それで子供がいい子になる、親の気持ちをわかって…
    ありえないですよ。
    そういう風に仮に見えたとしたら、
    それは、子供が、怖いから 言うことを聞いたにすぎないんです。

    子供はバカじゃない。
    親のことが怖いから、聞いたふりをしているだけなんです。
    別に納得したわけじゃない。

    本当に愛情があるなら話せばいいんです。
    話して、それでもわからないなら、また話せばいいんです。
    そうやって何度も何度もわかってくれるまで、
    話せばいいんです。

    そういう、果てしない忍耐が
    本当の愛情なんです。

    実際、俺は苛立ったんです。
    雫に無理矢理言うこと聞かせようと思って
    苛立って、愛情よりも苛立ちが勝って、
    それで…

    俺は雫が生まれた時に誓ったんです、
    絶対に暴力は振るわない、大きな声で叱ったりしない
    そういうことはしちゃいけないって。
    俺は誓ったんです。

    それなのに、俺は、
    俺は、」

四条「もう、よせよ。
    お前だって人間だよ。親だって人間だよ。
    完璧な人間なんているわけないんだよ。
    やらかしちまうことだってあるんだよ。

    あとで謝ればいいんだよ。
    ちょっと格好悪くてもよ。

    雫に謝ればいい。

    時には、駄目なところも見せていいんじゃないの。
    それが教育ってものかもしれないよ」

投稿者 mediaholic : 23:03 | コメント (0)

2008年02月19日

今日の「薔薇のない花屋」より

信じろよ、誰かを。
一人でいいから。
肉親だと世界が詰まるから、それ以外の誰かを。

他の誰かを信じれば、きっと安心するよ。

それで、その人にだけは嘘をつかないって
自分で決めるんだ。

そうすると心が安定する。

投稿者 mediaholic : 01:58 | コメント (0)

2008年02月05日

今日の「薔薇のない花屋」より

英治「俺は優しい人間でも、いい人でもないです。
    自分の中に冷たくて残酷な部分があるんです。
    それをいつも感じていて、
    それをいつかは消し去りたいって
    そんな風には思ってますけど」

美桜「でも、そんな風に自分と向き合ってて偉いと思う。
    普通はね、自分の嫌なとこ、ずるいとこには
    目をそらして生きる人がほとんどだと思うから」

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2008年01月26日

薔薇のない花屋

「拝啓、父上様」「ハゲタカ」以来、
およそ1年ぶりに、骨太ドラマを観た。

言わずと知れた野島伸司 脚本
      ×
Dr.コトーの中江功 演出

初回の10分で圧巻。
吸い込まれた。

その後も10~15分ごとに出現する
強力なプロットポイント。
テレビドラマのセオリーを観ているようで

この快感、久々です。

CX「薔薇のない花屋」

投稿者 mediaholic : 18:27 | コメント (0)

2007年10月23日

「ガリレオ」の要素還元

初回20%越えの快挙。
このご時世、キムタク以外にありえない。
なぜだろう…。

原作:ベストセラー:東野圭吾
1話完結
「古畑」「ケイゾク」「トリック」ばりの謎解き
男と女:キチガイとまっとうのコンビネーション

投稿者 mediaholic : 09:48 | コメント (0)

2006年10月09日

きみはペット

服従の関係
PrideとNarcissismのバランス

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2006年10月08日

奇跡の動物園 旭山動物園物語

リアルのエピソードや人物を知っているだけに。
戸田恵梨香の魅力。

勝利?
フィクションとリアル

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2006年09月10日

メッセージ

テレビCMの日 スペシャルドラマ
MBS制作

誰しもが、どこかで耳にしたことがあるであろう
この言葉、

リッチでないのに
リッチな世界などわかりません
ハッピーでないのに
ハッピーな世界などえがけません
夢がないのに
夢をうることなどは…とても
嘘をついてもばれるものです

という遺書をのこして自殺した
天才CMディレクター、杉山登志の生涯を描く。

考えさせられる、言葉。
深すぎる。

投稿者 mediaholic : 00:55 | コメント (0)

2006年09月03日

anego

土曜深夜から日曜の昼にかけて
10話ぶっ続けで。

日テレのわりにオモロイやん
と、思いきや「オフィスクレッシェンド」でした。
ガッテン×3

こんな事を書くと、大多数の女性を敵に回す
いかにも「結婚できない男」的な発言だが、
恐れ多くも、あえて、素直な感想を書くと、

「負け犬」を救えるのは
ジャニーズという突き抜けたメルヘンしかない

ということ。

でも、三十路だろうが何だろうが
女性はいつでも、女の子なんやなぁ…
と、実感しました。
すべての女性が
「女の子」であって、「篠原涼子」ではない
のが、ミソなんですが。

職場の姫たちがこぞって観ている理由が
よくわかりました。

投稿者 mediaholic : 19:37 | コメント (0)

2006年08月16日

青春群像劇の鉄則

「愛という名のもとに」
「白線流し」
「天体観測」
の共通点。

サークルが共通項。
ヒロインは教師。
エリートvsやりたい放題がヒロインの取り合い。
サブキャラ女が身ごもって出産、
そこにサブキャラ男がからむ。
地元密着型の職業(自営業など)に就くサブキャラ男。
最終回直前で誰か死ぬ。
シメはヒロインのモノローグ。

どうやら原点は
「ふぞいの林檎たち」にあるようです。

投稿者 mediaholic : 21:33 | コメント (0)

2006年08月14日

天体観測

現代版「愛という名のもとに」。
721で一挙オンエア。

今考えると、とんでもないキャスティングだ。
「愛という…」もそうだった。
仲間のひとりが最終回直前で死ぬ。
「愛という…」もそうだった。
もしかすると「愛という…」と重ねながら
ノスタルジーで観ている層もいるんじゃないか。

そういう狙いがあるにせよ、ないにせよ、
色んな意味で、CXは凄い。

中島美嘉のWILLが主題歌なんだけど
何度聞いても、冨田博士のアレンジは最高です。

投稿者 mediaholic : 22:20 | コメント (0)

2006年07月05日

ブスの瞳に恋してる

高校時代、予備校の講師が話してくれた
「ブスのマラソン」の話。

どんなに笑われようと、バカにされようと
地道な努力こそが、
不可能を可能にする唯一の手段なのだ。

不器用で醜いものこそ
美しいのだ。

と、そのとき気づいた。

渡辺哲さん演じる父親が、
とてつもなく泣けるのだ。
それ以来、この考えは変わらない。

投稿者 mediaholic : 02:28 | コメント (0)

2006年04月15日

愛と死をみつめて

1.リメイクである
2.犬童さんが撮った
ということ以外、なんの前フリもなく鑑賞。

2夜(140min×2)ぶっ通しで大丈夫かなぁ…
と、いささか不安もありましたが
ボリューム的にはギリギリセーフ。

大好きなんで、この手の恋愛モノは。
なにせ飢えてますから。
2回ぐらい泣きました。

ふたりの感情や(色んな意味での)衝突を
わかりやすく、直接的に描きがちだった
「セカチュー」や「いま会い」に比べて、
演出が安くないし、わかりにくいのが
犬童さんらしいと言えば、犬童さんらしい。
玄人志向感が否めないのは、原作が古いからなのかも。

キャスティングは厳しい。
広末×草なぎは、「言うまでもなく」微妙やし
ユースケが上手に見えるくらいやから、脇も甘い。

映画の「セカチュー」の決め手になっている
カセットテープという技は
この作品の「文通」がベースになんですね、おそらく。
純の「父さん…」(北の国から)に代表されるように
倉本さんも手紙をよく使うけど
こりゃ、最高の舞台回しだね。
何の違和感もなく、ごく自然に
登場人物のモノローグを引き出せちゃうんだから。

いろいろ勉強になりました。

投稿者 mediaholic : 11:41 | コメント (0)

2006年03月25日

美しい人

「君はなんて、哀しいほど、美しい…」

野島さんが「家なき子」や「高校教師」なとで
ピークを越えた頃につくられたドラマ。

北海道では、最近深夜に再放されていて
ついつい観てしまう。そろそろ最終回だ。

タイトルにも重なっていて、主人公が発するこのセリフは、
特に強烈。

篠田さんが撮ったタイトルバックも必見です。

投稿者 mediaholic : 02:31 | コメント (0)

2006年01月10日

告白

日テレのドキュメンタリードラマ

で、久々に泣きました。

桜井幸子さんは
「高校教師」の頃からの憧れの女性でした。
でも、結婚しちゃいました。

拉致問題は
テレビでは完全に「消費」されちゃって
みんなも忘れかけていたと思います。

オウムもそうだったけど
「忘れちゃいけないよ~」ってタイミングで
このシリーズは放送してくれているんです。

ジェンキンスさんの「告白」は
とてもよく出来た本なのでしょうが
ぶっちゃけ、
うちのオカンが手に取ることはほぼないと思います。
でも、テレビだったら観るかもしれない。

テレビのすべき仕事って、つまりは
こういうことなんじゃないかなと

いつも、そう思っています。

投稿者 mediaholic : 03:11 | コメント (0)

2006年01月08日

きみの知らないところで世界は動く

片山恭一さんの醸し出す、
青臭い世界観が、いい。
ブームだの、純愛だのって、毛嫌いする人も多いけど
僕は、好きです。

keyword:
何も考えないことが「できる」10代
バカな少年×病弱な少女
街が一望できる高台(石段を登って辿り着く)
で、いやらしくないキス
病室
で、またキス
海のきれいな港
流行歌

Neil Youngは渋い。
でも「白線流し」のBGが流れた瞬間、
ちょっと悔しかった。

投稿者 mediaholic : 05:18 | コメント (0)

2006年01月04日

古畑任三郎 FINAL

高クオリティ。
高視聴率。

三谷さんの本は、どうしてこんなに面白いんだろう。
全てに「喜劇」のエッセンスが注ぎ込まれているのだけれど
それだけじゃ語れないんだよね、絶対に。

いつも要素還元することを心がけているのだけれど
三谷さんのを観る時は、姿勢が前のめりになるくらい
入り込んでしまって、それどころじゃない。

特に1本目は、久々に身震いする脚本だった。
小説では、よくあるトリックらしいんだけど
本を読まない小生には、強烈だった。

あと、最近のドラマにしては
登場人物が異常に少ない。
エンドロールを観てると
役名ありの登場人物が十数人なんだよね。

このご時世に、失速せずに終わってくれて
本当によかった。

万歳。

投稿者 mediaholic : 00:15 | コメント (0)

2005年12月18日

クライマーズハイ

NHKの番組を観て、久しぶりに感動した。
文句なしによくできていると思う。
「これなら金を払ってもいい」と思えた。

それにしても、石原さとみは微妙…
周りが周りだけに実力の差が画面に滲み出てしまう。

読書が大嫌いな小生は原作を読んでいない。

横山さんがどのように書いているがわからないが
そもそもラストに望月彩子の下りが必要だったのか
いささか疑問である。

おそらく気になってしまうのは
ストーリーよりも彼女の「演技」に問題があるはず。

終盤の山場、
登山と記事掲載の判断をする悠木とのカットバックは秀逸。
まさにあの瞬間が「クライマーズハイ」ってことなのだろう。

新聞社を舞台にした、内部の派閥争いや
組織の中でひとり歩きする「ジャーナリズム」など
取り扱う裏テーマにも個人的に共感できた。

teevee graphics 小島さん作のタイトルも格好いい。
「ナイナイサイズ」のOPやRipの"Under the sun "のPVなどを
手がけているteeveeは前からちょっと気になっていたので
まさに抜群のタイミングでした。

ハイビの迫力で、もう一回観たい。

(12/10 前編 視聴後のコメント)
よくできている。

好みのキャスティングだ。
光石研、新井浩文、美保純、岸本加世子…
ただし、石原さとみはどうかと思う。

中身については後編を観てから
詳しくコメントすることにしたい。

投稿者 mediaholic : 20:20 | コメント (0)

2005年12月15日

あいのうた

仕事終わって
吹雪の中、帰ってきて午前3時。

最終回。

また泣いた。泣くべくして泣いた。
この期に及んで「疲れてたから」とか言い訳はしない。

やはりワシは、岡田さんの本が好きだ。

自分を含め、周りの大人たちは
幸せなのに「幸せ」だと喜べなかったり
綺麗なものを素直に美しいと言えなかったり
本当は危ないのに大丈夫だとか言ったり
正直、わからない。かわいそうだとも思う。

でも愛ちゃんや片岡さんや子供たちは
本当に素直なんだ。
思っていることをちゃんと人にぶつけてる。

感動のポイントはいつもここにあった。

難しいことじゃなくて
100歳のおばぁちゃんや3歳の子供でもわかる
とても簡単なことを
難しくせずに簡単なまま伝えることが
とても大切だと思う。

悲しいかな、その道しるべが
あたりを見渡しても見つからない。

投稿者 mediaholic : 04:22 | コメント (0)

2005年12月12日

逃亡者・木島丈一郎

直前に観たクライマーズハイと
無意識に比べてしまう。

コストパフォーマンスで言えば
こちらの圧勝だ。

ロードムービー的な逃亡劇と
親子愛とも思える木島と遼くんの関係
そして、マニアへのファンサービス。
幅広いお客さんに受け入れるられる仕掛けが
いたるところにちりばめられている。

ラストを映画「真下…」に直結させ
オンエア直後に「真下…」DVD発売。
このドラマとセットの限定版も作っちゃったりして
完璧なビジネスモデル。

CX>亀山さん>「踊る」組には、ただただ脱帽です。

「踊る」は作品そのものはもちろんのこと
続編やDVDリリースなどを時系列に並べてみると
いい勉強になるかもしれない。

それでいて、普通に観て、泣いて笑って面白い。
それにつきる。

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2005年12月08日

あいのうた

第9話。ラスト直前。

早朝からの仕事で
極度に疲れているせいもあったろうけど

子供たちへの告白シーン
ホームランじゃなくて「ランニング」ホームラン
特別煽るわけでもなく、
淡々と進んでゆくにもかかわらず

涙がゆっくりと流れ落ちました。

投稿者 mediaholic : 02:19 | コメント (0)

2005年11月09日

あいのうた

「人は誰かを愛して
 愛されてるという自信があって
 強くなる」

今クールは8本(脱落気味含め)観ているが
3本の指に入るくらい、気に入っている。

男と女のそれとはちょっと違う「あい」の話。
この手の「あい」を語らせたら
岡田惠和さんの右に出るものはいない。

「ちゅらさん」の頃からそうだけど、
岡田さんの本には
家族の愛が暖かく綴られている。

そこが、なんかくすぐったくて、気持ちいい。

投稿者 mediaholic : 22:23 | コメント (0)

2005年10月22日

白線流し 旅立ちの詩

「物事、極めるのも大事だけどさ
見極めるのも必要かなと思って」

酒井美紀の顔が変わった。
眉毛だけじゃない、
髪色だけじゃない、
体型だけじゃないナニカ。

恋をすると女の子は綺麗になる。
だから無性に愛してあげたくなる。
好きな女には綺麗になってほしいから。

長瀬くんも演技が抜群にうまくなった。
この手の「凝視モノ」は
役者も成長してゆくから面白いのだと思う。

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2005年10月20日

白線流し

まどかの言葉
「夢って、試験や資格で叶うもんじゃないんだよね」

「受験生」という季節感

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2005年10月17日

野ブタ。をプロデュース

土曜9時では、まれにみる出来のよさ。

毎回チェックすることにしよう。
山下の「〜なり」「〜だっちゃ」はStand up!ゆずりか…


野ブタ。をプロデュース

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2005年10月09日

白線流し~夢見る頃を過ぎても

ちょい泣きです。

連続シリーズが放送された当時、
ワシは牢獄まがいの寮生活で
テレビから隔絶されていましたが、

リアルタイムで観ていた僕らの世代は
もっと泣けたと思います。

青春時代を描いた群像劇は無数にあると思いますが
「白線流し」の凄いところは、その企画意図にあります。
ドキュメンタリーを発端にした、この番組は

高校卒業からの7人を21世紀をまたいで10年は追いたい

というプロデューサーの強い思いで作られているんです。
冒頭、園子のセリフ

夢って叶えると何になるかわかったの
「日常」

まさに、その通り。これにはヤられました。
これから、連続シリーズを観ます。

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