« 2009年08月 | メイン | 2009年10月 »
2009年09月23日
キングオブコント2009
人力舎所属の東京03が優勝。
おめでとうございます。素直に面白かったです。
サンドウィッチマンとともに
頭ひとつ抜け出ていたので、
個人的には納得の結果です。
テレビでの知名度も
他のファイナリストに比べて圧倒的に低いので
松本さん的にも「思惑通り」なんじゃないだろうか。
同業者であるセミファイナル敗退の芸人さんたちに
審査が委ねられたわけだが、
東京03優勝の裏側には
今のテレビに氾濫するショートネタへの
「静かなる反抗心」が込められいてるんだと思う。
尺が短くなることで数が増え、露出度は上がれど
「オレたちの本当の面白さはココにはない」
と、もがき苦しんでいる芸人さんたちが意外と多いんだろう。
事実、東京03はショートネタ系の番組にほとんど出てないし
番組中のインタビューでも、
「自分たちは今のテレビでは通用しない」的なことを語ってたし。
東京03の
「ショートネタへの静かなる反抗」
これに対する芸人さんたちのエールが
今回の優勝の大きな要因だと思う。
それにしても、
番組の進行がグダグダ、お粗末すぎた。
M-1の、あのピリピリとした空気に比べて
現場の緊張感が画面からまったく伝わってこない。
まず、生で3時間はどう考えても長すぎるでしょ。
これだけショートネタ番組が氾濫しているゴールデンで
4分ネタを16本も見せるという基本構成からして厳しい。
そのハードルを越えるだけの仕掛けも特にない。
これもまた、「TBS編成の迷走」の一端なんやろうか。
今年ぐらい1回戦で点差が開くと、
全組に2回やらせるのは無意味。
客も演者もテンションをキープするだけで精一杯になってしまう。
まぁ、これは結果論だけども。
あと、芸人さんが100人もあの場にいるとダレる。
M-1ぐらい大御所が並ぶと、
空気的にも映像的にもいい緊張感を作ってくれるんだろうけど
ほとんどが審査初の若手・中堅が100人もひな壇に座らされ、
出所もほんどないんだから、ダレるに決まってる。
メインはダウンタウンにお任せして、
審査員100人とファイナリスト控室を同室にする
ってのはどうだろう。
投稿者 mediaholic : 13:57 | コメント (0)
2009年09月20日
「酒井法子」という病
のりピーが保釈されて、
報道熱が沸点に到達したように思う。
毎度のごとく、
ターゲットの移動車をヘリコで追尾する
空撮の映像が生で放送されていた。
事件のたび、
あの強烈な空撮を観るたびに
強烈な嫌悪感と吐き気に襲われる。
「何でそこまでせなあかんのか」
と呆れてしまう一方、数字は着実についていて
それを観たいという人間の欲は、確実にそこにある。
テレビの「同時性」を最大限引き出す演出であるとともに
ここまでやらないと観てもらえなくなったテレビの終末感
に、一気にやられてしまうのだ。
一連の報道や謝罪会見を観て気になったのは、
彼女が何をやっても、何を言っても
嘘に見えてしまう
ということ。
報道される彼女の姿に、
アイドルとしての、女優としての底力
を見せつけられているような、
そんなおかしな気分になった。
彼女は、クスリという大犯罪でさえ、
大衆が楽しみ消費できるエンターテイメントに昇華した。
逮捕までのドラマティックな逃亡劇とか、
事務所社長というサブキャラとか、
保釈の一瞬の笑顔とか、
その随所に、要素が隠されている。
メディアを通った瞬間に
彼女は一犯罪者でも、一母親でも、
クスリでおかしくなっちゃった人でもなく、
もはや「酒井法子」でしかない。
この病の方が、
クスリよりもはるかに危険なんじゃないかと
そう、思ってしまう。
投稿者 mediaholic : 17:43 | コメント (0)