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2010年05月03日

ARABAKI ROCK FES.10

10周年おめでとう。

アニバーサリーイヤーにふさわしく、
いくつもの感動が用意されていました。

まんをじして、
メインステージのトップバッターを飾った
サニーデイ・サービス。

これぞ、渾身。
至極のトリビュートが
贅沢にもすさまじいスピードで駆け抜けた
RESPECT FOR 忌野清志郎。


でも、最高の感動は、
いつも意外な場面で訪れる。


それが出演者も観客もカオスと化す、
フェスの奇跡だと思う。

HATAHATAステージの大トリ、
MONGOL800のパフォーマンス中に出会った
最前列、PAスピーカー前の4人家族。

お父さんは息子を抱っこし、
その隣で、お母さんは娘をおんぶしながら
中央のモッシュピットに負けない勢いで揺れている。

中盤、「小さな恋のうた」の歌い出し、
オーディエンスの熱気は最高潮を迎え、
怒濤のクライマックスへとなだれこんでいく。

もう40歳は過ぎているだろう、
きっと普段は大人しいサラリーマン風のお父さんが
本当に楽しそうに熱唱しながら、激しく拳をあげている。
もう片方の腕で抱いている息子も、もちろん口ずさむ。

Aメロ、Bメロ・・・そしてサビ、

お父さんの目線は、ステージから息子へ、
ふたりは見つめ合いながら、満面の笑みで歌う。


   「ほら あなたにとって 大事な人ほど すぐそばにいるの
     ただ あなたにだけ届いて欲しい 響け恋の歌」


「小さな恋のうた」が
家族の大きな愛の歌へと昇華した
この一瞬を、

あの親子も、偶然に目撃したボクも
きっと、一生忘れない。

涙が流れそうになるのを必死で堪えて、
目線を横にそらしたら、
隣の女性が、号泣していた。


音楽のチカラ、
またひとつ、美味しくいただきました。
ごちそうさまでした。

サニーデイ・サービス/9mm Parabellum Bullet/KAN/
ASIAN KUNG-FU GENERATION/TOKYO No.1 SOUL SET/
エレファントカシマシ/向井秀徳アコースティック&エレクトリック/
BOOM BOOM SATELLITES/UA/ZAZEN BOYS/清 竜人/
毛皮のマリーズ/DOES/THE BAWDIES/山崎まさよし/
曽我部恵一BAND/SPECIAL OTHERS/MONGOL800/
RESPECT FOR 忌野清志郎

投稿者 mediaholic : 2010年05月03日 20:28

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